日本人の約半数が利用しているiPhoneには、地図アプリ「Appleマップ」が標準搭載されています。このAppleマップへ店舗情報を登録するには、Appleが提供するApple Businessを利用します。Appleマップに店舗情報を登録することは、Appleユーザーへの認知拡大や集客に直結するため、ローカルSEO対策の一つとして注目を集めています。また、Googleマップに比べてAppleマップに登録している事業者はまだそれほど多くないため、早期に取り組むことで競合他社との差別化が期待できます。
本記事では、Appleマップにビジネスを登録するメリットや登録手順、登録できない場合の対処法、Googleマップとの違いについて詳しく解説します。
Apple Businessとは
Apple Business(アップルビジネス)は、Appleが無料で提供するビジネス情報管理プラットフォームです。店舗名や住所、営業時間、電話番号、ウェブサイト、写真などの基本情報を登録または更新できるため、Appleマップを利用するユーザーへ常に最新かつ正確な情報を提供できます。
Appleマップにビジネスを登録するメリット
Apple Businessを利用してAppleマップにビジネスを登録することで、多くのAppleユーザーへの認知拡大や集客、店舗情報の適切な管理など、さまざまなメリットが得られます。
Appleマップにビジネスを登録する主なメリットは、次のとおりです。
- Appleユーザーへの認知拡大につながる:Apple製デバイスに標準搭載されているAppleマップに店舗情報を登録することで、店舗を探しているAppleユーザーに向けて自社の情報を無料でアピールでき、新たな顧客との接点を効果的に増やすことができます。
- ローカルSEOの強化につながる:位置情報をもとにした検索で店舗を見つけてもらいやすくなります。Googleマップに加えてAppleマップにも情報を掲載することで、店舗への流入経路を増やし、より多くのユーザーへアプローチできます。
- Appleのサービスから店舗を見つけてもらえる:Appleマップに登録した店舗情報は、Siriによる音声検索や、CarPlay(カープレイ)内で利用するAppleマップにも連動して反映されるため、さまざまな場面でユーザーに店舗を見つけてもらいやすくなります。たとえば、ユーザーがSiriで「近くの店舗」を検索した際にも自社の店舗情報がダイレクトに表示されるため、新たな来店機会の創出につながります。
- 信頼性を高められる:営業時間や住所、電話番号などの情報を最新の状態に保つことで、ユーザーは迷うことなく安心して来店や問い合わせができます。また、店舗写真やウェブサイトなどの情報を充実させることで、店舗の魅力を伝えやすくなり、ユーザーからの信頼獲得にもつながります。
- 競合他社との差別化につながる:自社のビジネスに適したカテゴリ設定に加え、店舗写真やサービス内容などの情報を充実させることができます。店舗情報を最適化することで、ユーザーに店舗の魅力がより伝わりやすくなり、競合他社との差別化や集客につながります。
Appleマップにビジネスを登録する3つの手順
1. Apple Businessにサインインする
Apple Businessにアクセスし、Appleアカウントに登録しているメールアドレスとパスワードでサインインします。Appleアカウントを持っていない場合は、「今すぐ始める」からサインアップを行ってください。
2. ロケーションを追加する
サインイン後、ホーム画面の「ロケーションの追加」をクリックします。

続いて、「所在地を追加」を選択し、店舗情報の登録を行います。

3. 店舗情報を設定する
画面の案内に沿って、5ステップで情報を入力します。
- 店舗名や会社名、住所を登録する
- 表示名やビジネスのカテゴリなど、ビジネスに関する詳細を追加する
- 営業時間を追加する
- ビジネスオーナーであるかどうかにチェックを入れる
- ビジネスの認証審査を依頼する
ステップ5のビジネス認証では、状況に応じて次のような書類の提出を求められます。提出書類の情報と登録内容が一致していない場合は、認証が完了しないことがあります。入力内容を確認したうえで認証を申請しましょう。
- ビジネスID
- ドメイン検証
- 履歴事項全部証明書(登記簿謄本)
- 開業届
- 営業許可証
- 賃貸契約書
- 美容所検査確認証または理容所検査確認証
- 印鑑証明書
- 食品営業許可証
- 公共料金の請求書
- そのほか公的な書類

認証方法を選択して「審査へ送信」をクリックすると、Appleマップへのビジネス登録手続きは完了です。認証が承認されると、登録した店舗情報がAppleマップに反映されます。
Appleマップにビジネスを登録できない場合の対処法
Appleマップにビジネスを登録できない場合は、まず入力した店舗情報と提出書類の内容に相違がないか確認しましょう。誤りや不足がある場合は修正したうえで、改めて認証を申請してください。また、ビジネスに適したカテゴリが選択されているかどうかも確認しておくと良いでしょう。
Appleサポートへの問い合わせ方法
入力内容や提出書類を見直しても認証が完了しない場合は、Apple Businessサポートへ問い合わせてください。日本国内で電話問い合わせを行う場合は、Appleサポート(0120-929-588)を利用できます。
また、Apple Businessのホーム画面右上にあるプロフィールアイコンをクリックし、「サポート」を選択すると、メッセージで問い合わせることも可能です。

AppleマップとGoogleマップの違い
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項目 |
Appleマップ |
Googleマップ |
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管理ツール |
Apple Business |
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主な利用者 |
iPhone、iPad、MacなどApple製デバイスのユーザー |
Androidユーザーを含む幅広いユーザー |
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利用シーン |
Appleマップ、Siri、CarPlayなどAppleのサービス |
Google検索、Googleマップ |
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集客への強み |
Appleユーザーへ効率良くアプローチできる |
幅広いユーザーへ店舗情報を届けやすい |
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インサイト機能 |
検索回数、表示回数、アクション、検索キーワードなど |
閲覧数、クリック数、ルート検索数、通話数、ウェブサイトへのクリック数、商品やメニューの閲覧数、予約リンクのクリック数など |
AppleマップとGoogleマップは、どちらも店舗情報を掲載できる地図サービスですが、利用者層や特徴が異なります。GoogleマップはGoogle検索と連携しており、幅広いユーザーへアプローチしやすい点が強みです。一方、AppleマップはiPhoneやiPad、MacなどのApple製デバイスに標準搭載されており、Appleユーザーへ効率良く店舗情報を届けられます。
Googleマップに加えてAppleマップにも店舗情報を掲載することで、Appleユーザーとの接点を増やし、より多くのユーザーへアプローチできます。また、店舗情報や写真、カテゴリなどを充実させることで、店舗の魅力を直感的に伝えやすくなり、競合他社との差別化につながる可能性が高まります。
店舗の認知拡大や集客効果を最大化するには、GoogleビジネスプロフィールとApple Businessの両方を活用し、マルチチャネルで店舗情報を発信しながら、それぞれの特徴を活かして最新の店舗情報を維持することが重要です。
まとめ
Appleマップへのビジネス登録は、Appleユーザーへの認知拡大や集客につながる有効な施策です。Apple Businessを利用して営業時間や住所、電話番号などの店舗情報を最新の状態に保つことで、ユーザーへ正確な情報を届けられ、安心して来店してもらいやすくなります。
また、Googleマップとは異なるユーザー層へ効果的にアプローチできる点もAppleマップの強みです。Googleビジネスプロフィールと併用することで、より多くのユーザーとの接点を確保し、さらなる集客効果の向上が期待できます。
本記事で紹介した手順を参考にApple Businessへ登録し、店舗情報を定期的に更新または管理しながら、Appleマップを店舗集客に役立ててください。
Appleマップのビジネス登録に関するよくある質問
Apple Business Connectとは?
Apple Business Connectとは、店舗や企業向けのビジネス情報管理サービスです。現在はApple Businessへ統合されており、Appleマップに表示される店舗情報の登録や管理は、Apple Businessで行えます。
Appleマップにビジネスを登録するには何日かかる?
Appleマップにビジネスを登録する際、認証を申請するとAppleによる組織の検証が行われます。検証は最大5営業日で完了しますが、申請状況によってはさらに時間がかかる場合があります。
Appleマップへのビジネス登録に費用はかかる?
Appleマップへのビジネス登録は無料です。Apple Businessを利用して、店舗情報の登録や更新、管理を追加費用なしで行えます。
Appleマップに登録した店舗情報は変更できる?
Appleマップに登録した店舗情報は、Apple Businessから変更できます。
AppleマップとGoogleマップは両方登録したほうが良い?
AppleマップとGoogleマップは両方とも登録することをおすすめします。併用することで、より多くのユーザーへ店舗情報を届けられ、集客機会の拡大が期待できるほか、競合他社との差別化につながる可能性もあります。




