Shop Pay(ショップペイ)は、Shopifyストアの決済方法です。この便利な無料の支払い方法の利用者数と導入サイトは、2017年に「Shopifyペイメント」として誕生して以来増加傾向にあり、2024年時点でShopify Payの世界全体のユーザー数は1億5000人を超えています。
本記事では、Shop Payの特徴、導入メリットや安全性、利用方法について詳しく解説します。
ECサイトでは、商品ページの改善だけでなく、購入手続きのスムーズさが売上を大きく左右します。
入力項目が多いチェックアウト画面や複雑な決済フローは、カゴ落ちの原因となり、機会損失につながることも少なくありません。
Shop Payは、配送先や決済情報を保存し、次回以降の購入をスピーディーに完了できるShopifyの決済サービスです。
顧客の利便性向上だけでなく、購入完了率やコンバージョン率の改善にも期待できるため、多くのShopifyストアで活用されています。
本記事では、Shop Payの仕組みや特徴、導入メリット、設定方法、顧客側の利用方法まで詳しく解説します。
「Shop Payを導入すべきか判断したい」「Shopifyでより成果の出るチェックアウトを実現したい」という方は、ぜひ無料相談や資料ダウンロードをご活用ください。
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Shop Payとは

Shop Pay(ショップペイ)は、ShopifyストアやShopでのチェックアウトを簡単でスピーディーに行うようにできるShopifyの決済方法の一つです。利用者は、初回利用時にメールアドレスと電話番号を登録することで、次回以降にクレジットカード情報や配送先住所の入力が必要なくなり、ワンクリックで購入できます。
利用料金は、決済代行サービスのShopifyペイメントを導入ショップであれば、追加料金などもかからず無料で利用できます。Shopifyのアプリとの統合や、海外販売にも対応できるのが特徴です。
決済システムの導入手順や選び方を知りたい場合は、「オンライン決済導入ガイド」も参考になりますので、あわせてご覧ください。
オンライン決済導入の完全ガイド|事前準備・申込・審査・初期設定を徹底解説
Shop Payの特徴

複数のプラットフォームで利用可能
Shop Payチェックアウトリンクを使えば、コーディング不要でメールやチャット、SNSなどに専用のチェックアウトリンクを掲載することができます。商品ごとに簡単にリンクを作成できるので、Shopifyのストアだけでなくさまざまなプラットフォームで利用できます。
追加費用ゼロで利用可能
Shop Payは、Shopifyが提供している決済サービスShopifyペイメントの決済方法の一つであるため、追加の初期費用や月額利用料がかかりません。
環境問題への取り組み
Shop Payを使用して商品を購入すると、追加料金なしで炭素除去プロジェクトや環境に配慮したサステナビリティへの取り組みに貢献することができます。
ShopifyはこれまでにWeForestやPachamaの協力のもと、セネガルでのマングローブの植樹やペルーにある熱帯雨林保護を行っています。同様に、脱炭素に貢献している企業への寄付も行っています。
Shop Payは、配送先情報や決済情報の保存、スピーディーなチェックアウト、セキュリティへの配慮など、顧客が安心して購入できる機能を備えています。
また、スマートフォンでの購入体験にも優れており、モバイルユーザーの離脱防止にも効果が期待できます。
Shopify Plusでは、こうした標準機能を活用しながら、顧客体験をさらに向上させることが可能です。
Shopifyについて詳しく知りたい方は、資料ダウンロードをご活用ください。資料をダウンロード
ECサイトで利用できるオンライン決済の種類や特徴について詳しく知りたい方は、「オンライン決済完全ガイド」もあわせてご覧ください。
オンライン決済の完全ガイド|種類・手数料・主要サービス・選び方を徹底解説
ECストアにShop Payを導入するメリット

新規ユーザーへのリーチと売上増加
Shop Payを導入するECサイトを初めての利用する場合でも、事前に登録しておいた登録情報が反映され簡単に決済することができます。そのため、利便性の高さなどからすでにShopifyを使用しているユーザーの獲得が見込め、新規客の売り上げにもつながりやすくなります。
また、Shopifyは日本を含む170カ国以上で利用されている越境ECも可能なプラットフォームで、海外でのShop Payの認知度や利用率は高いため、相乗効果で顧客の増加や売り上げの拡大が見込めます。
さらに、オンラインストアの拠点がアメリカにありShopifyペイメントの要件を満たしている場合であれば、FacebookやInstagramでもShop Payが利用できるため、外国人顧客へのさらなるリーチが見込めます。
エクスプレスチェックアウトによるコンバージョン率の向上
Shop Payでは、カートに追加せずにすぐに購入できる、エクスプレスチェックアウトのボタンを利用することができます。「今すぐ購入する」ことができるチェックアウトボタンを使用することで、顧客はカートを経由せず商品ページから直接決済に進むことができるため、カゴ落ちを防ぎ、コンバージョン率を向上させることができます。
安心のセキュリティ
Shop Payでは暗号化されたデータの送受信やクレジットカード業界のセキュリティ基準(PSI DSS)を満たすサーバーを使用し、顧客の配送先情報や請求情報は注文が発生した際にのみストアと共有することで安全性を確保しています。
顧客の支払いにはパスキーやSMSまたはメールで受け取った6桁のShop Payコードを使用して認証するので、不正利用も防ぐことができます。
Shop Payを導入する最大のメリットは、購入手続きを簡略化し、カゴ落ちの防止やコンバージョン率の向上につなげられることです。
また、リピーターは登録済み情報を利用できるため、継続的な購入促進にも期待できます。
Shopifyでは、Shop Payと他のマーケティング施策を組み合わせることで、LTV向上を目指したEC運営を実現できます。
Shopifyについて詳しく知りたい方は、資料ダウンロードをご活用ください。資料をダウンロード
Shop Pay以外も含めて最適な決済方法を比較したい方は、「EC決済方法比較ガイド」をご覧ください。
EC決済方法の比較ガイド|種類・利用率・手数料・組み合わせの選び方を徹底解説
Shop Payを導入する方法

Shop PayはShopifyの画面から簡単に導入できます。
- Shopifyの管理画面を開き、[設定]>[支払い]に移動
- Shopify Payセクションで[Shop Payを有効にする]のチェックボックスにチェックを入れる
- 画面の右上にある保存をクリック
- [設定を完了する]をクリック
Shop Payは、Shopifyストアで対象となる決済設定を行うことで導入できます。
設定自体は比較的シンプルですが、自社の決済環境や運用ルールに合わせて適切に設定・検証することが重要です。
Shopify Plusでは、導入時の設計から運用までを見据えた構成を検討することで、より高い効果を期待できます。
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ECでのカゴ落ち対策を知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。
ECのカゴ落ち対策完全ガイド|原因・改善施策・メール活用法を徹底解説
顧客がShop Payを利用する方法

Shopアプリまたはブラウザから登録することで利用できるようになります。
- メールアドレスと携帯の電話番号を入力
- SMSで届いた認証番号を入力
- 登録メールアドレスに確認メールが届くので、「メールを確認する」を選択
- 名前や住所などの個人情報を入力
- クレジットカード情報を入力
一度登録をしておけば、Shop Payを導入している全てのウェブサイトでその後の決済がスムーズに行えます。
スマートフォンでの購入体験を改善したい方は、「ECモバイル最適化ガイド」もおすすめです。
ECモバイル最適化の完全ガイド|UI/UX・表示速度・チェックアウト・KPIを解説
顧客がShop Payで決済する方法

配送の日時指定などを行わない場合、2ステップだけで購入できます。
- 商品ページでShop Payボタンを選択
- 内容確認後、「今すぐ支払う」ボタンを選択
配送日が決まっている場合でも、通常購入と同じ手順で商品選択後、希望日時を選択すれば上記と同じ流れで購入可能です。
リピーターを増やしLTVを高める施策については、「LTV向上ガイド」で詳しく解説しています。
Shop Payを利用する前の確認事項

決済方法とターゲット
Shop Payを導入する前に、希望する決済方法とターゲットを考慮しておきましょう。Shopifyのエクスプレスチェックアウトは、顧客が使用する可能性の高い決済サービスを自動で表示させるため、自動的にShop Payの決済ボタンが表示される可能性があります。
そのため、ターゲット層が多く使用している決済サービスを優先的に表示させたいなど、特定の決済サービスを指定したい場合は運用方法を事前に検討しなければなりません。
拠点の住所
Shop Payを導入するには、自社の拠点がShopifyが認証している22カ国のどこかに位置している必要があります。
日本で事業を開始する場合は問題ありませんが、今後拠点を海外に移す可能性がある場合は、導入前に自社のその後の展望など確認しておきましょう。
Shop Payを導入する前には、利用できる決済方法や対象地域、自社の運用フローとの整合性などを確認しておくことが重要です。
また、他の決済サービスとの組み合わせや、顧客への案内方法についても事前に検討することで、導入後の運用をスムーズに進められます。
Shopify Plusでは、こうした運用設計も含めたEC基盤の最適化を進められます。
Shopifyについて詳しく知りたい方は、資料ダウンロードをご活用ください。資料をダウンロード
購入体験の改善を売上拡大につなげる方法は、「EC LTV向上ガイド」も参考になりますのでご覧ください。
ECのLTV向上完全ガイド|計算式・施策・KPI設計を徹底解説
まとめ
Shop Payはセキュリティを維持しながら顧客の決済までのスピードを一段と早くしているため、顧客の支払い手続きの煩雑さを軽減し、カゴ落ちを防ぐことができます。
導入費用や月額費用は必要なく、Shopifyプラットフォームの使用料のみで決済開始できるので、事業者側の負担が少ないのも魅力です。
ECサイトに導入する決済方法でお悩みであれば、是非Shop Payを検討してみてください。
ECサイトでは、商品ページの改善だけでなく、購入手続きのスムーズさが売上を大きく左右します。
入力項目が多いチェックアウト画面や複雑な決済フローは、カゴ落ちの原因となり、機会損失につながることも少なくありません。
Shop Payは、配送先や決済情報を保存し、次回以降の購入をスピーディーに完了できるShopifyの決済サービスです。
顧客の利便性向上だけでなく、購入完了率やコンバージョン率の改善にも期待できるため、多くのShopifyストアで活用されています。
本記事では、Shop Payの仕組みや特徴、導入メリット、設定方法、顧客側の利用方法まで詳しく解説します。
「Shop Payを導入すべきか判断したい」「Shopifyでより成果の出るチェックアウトを実現したい」という方は、ぜひ無料相談や資料ダウンロードをご活用ください。
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購入後の顧客との関係構築まで強化したい方は、「EC CRMガイド」もぜひご覧ください。
EC CRM連携の完全ガイド|データ統合・実装パターン・運用設計を徹底解説
Shop Payに関するよくある質問
Shop Payコードとは?
Shop Payコードは、決済でSMS認証をする際に発行されるコードです。これにより購入確認ができるため、不正利用などを防ぐことができます。
Shop Payの安全性は?
Shop Payはクレジットカード業界のセキュリティ基準(PSI DSS)を満たしているため安全性が高いといえます。
Shop Payの表示を日本語にする方法は?
Shop Payにログインし、設定から言語変更することができます。以下の手順で行えます。
- Shop Payにログイン後、設定を開く
- アカウントページを開く
- 画面下部(ログアウトの上)にある言語設定から変更
Shop PayとShopifyペイメントの違いは?
Shop PayとShopifyペイメントの違いは、Shop Payが決済方法であるのに対し、Shopifyペイメントは支払いサービスを提供するプラットフォームであるという点です。
Shopifyペイメントという決済プラットフォームの中にある一つの決済方法として、Shop Payが存在しています。
Shop Payで勝手に決済情報が入力されているのはなぜ?
Shop Payに一度決済情報を登録すれば、初めて訪れるサイトでもShop Payを導入するサイトであれば決済情報などが呼び出され、入力の手間がなくスピーディに決済できるようになっています。配送先情報などを登録した覚えがないサイトで決済情報が入力されるのはそのためです。
データは暗号化され業界のセキュリティ基準(PSI DSS)を満たすサーバーに保管されており、顧客情報は注文が発生した際にのみストアと共有されるため安全性も問題ありません。
決済改善だけでなく売上全体を伸ばしたい場合は、「ECサイトマーケティングガイド」も役立ちます。
ECサイトマーケティングの完全ガイド|戦略フレームと実行ファネルを徹底解説
売れるECサイトに共通するポイントを知りたい方は、「売れるECサイトガイド」も参考にしてください。
Shop Payは、購入手続きをシンプルにし、顧客の利便性向上とコンバージョン率改善の両方に貢献できるShopifyの決済サービスです。
特にリピーターの購入体験を向上させやすく、カゴ落ち対策やLTV向上を目指すEC事業者にとって有効な機能の一つといえるでしょう。
ただし、Shop Payの効果を最大限に引き出すためには、決済機能だけでなく、ストア設計やUI/UX、マーケティング施策まで含めて最適化することが重要です。
Shopifyでは、Shop Payをはじめとする高速チェックアウト機能に加え、Shopify Flowによる業務自動化や豊富なアプリ・API連携など、EC事業の成長を支える機能を活用できます。
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