投資利益率(ROI)とは、投資した金額に対してどの程度の利益が得られたかを表す指標です。英語ではReturn on Investmentと言い、略してROIと呼ばれます。
ROIは、自社の事業価値を投資家に説明する際や、マーケティング施策の費用対効果を検証する場面などで用いられます。
ROIの計算方法
ROIを計算する最も簡単な計算式は、以下の通りです。
ROI = 利益 ÷ 投資額 × 100 (%)
ここでいう「利益」とは売上総利益を指し、計算式は以下の通りです。
利益 = 売上 - 原価 - 投資額
例として、20万円をマーケティング施策に投資し、原価10万円の商品で60万円の売上が得られた場合の計算例を見てみましょう。
利益 = 60万円(売上)- 10万円(原価)- 20万円(投資額)= 30万円(利益)
ROI = 30万円(利益)÷ 20万円(投資額)× 100 = 150%
この場合のROIは、150%となります。
ROIの活用法
ROIは、自社の事業価値を投資家に説明する際や、マーケティング施策の費用対効果を検証する場面で活用できます。
事業投資やマーケティング施策の費用対効果において、理想的なROIの数値は業種によって異なります。例えば、事業投資の場合には10〜20%、マーケティング投資では200〜300%が理想的とされています。これを下回る場合は、改善の余地がないかを分析してみましょう。そのうえで適切なKPI(重要目標達成指標)を設定し、費用対効果の向上を図るとよいでしょう。
まずは、広告のCTR(クリック率)、CVR(コンバージョン率)、CAC(顧客獲得単価)などを確認しましょう。例えば、CTRが低い場合は、広告の訴求内容やターゲット層を見直すという方法が考えられます。。一方、CVRが低い場合は、商品ページの構成や価格、ランディングページの改善が必要です。また、CACが高い場合には、広告配信方法や予算配分を調整し、無駄なコストを抑えるとよいでしょう。
さらに、短期的な売上だけで判断せず、LTV(顧客生涯価値)やCLV(Customer Lifetime Value)を意識し、リピート購入や継続利用を促す施策を行うことで、安定的かつ持続的なROIの向上が期待できます。
まとめ
ROIを向上させるためには、CVRなどの顧客行動を分析し、適切なKPIを設定することが重要です。Shopifyは、初心者でも簡単にオンラインショップを始めることができるだけでなく、適切なKPIの設定に欠かせない顧客行動データをShopifyのレポート分析で確認できます。また、Shopifyには無料体験期間が用意されているため、EC事業を始めたい方は気軽に試すことができます。
よくある質問
ROIは何%あればいい?
理想的なROIのパーセンテージは業種によって異なりますが、事業投資の場合には10〜20%、マーケティング投資では200〜300%が理想的とされています。
ROIを簡単に説明すると?
ROIとは、投資した金額に対してどの程度の利益が得られたかを表す指標です。日本語で投資利益率と呼ばれます。計算式は以下の通りです。
ROI = 利益 ÷ 投資額 × 100 (%)
投資利益率は、なぜ重要なのか?
投資利益率は、自社の事業価値を投資家に説明する際や、マーケティング施策の費用対効果を検証する場面で活用できるからです。
投資利益率は何を意味しますか?
投資利益率とは、投資額に対してどれだけの利益を生み出しているかを見る尺度です。一般的には、以下の式で算出されます。
投資利益率 = 利益 ÷ 投資額
算出された数値は、パーセントで表すのが一般的です。なお、事業全体を分析する際は、事業に投じた「資本」を投資額とみなします。そのため、期首と期末とで総資本の額が異なる場合は、分母にそれらの平均値を用いた以下の式を用いることもあります。
投資利益率 = 当期純利益 ÷{(期首総資本+期末総資本)÷ 2 }
文:Kyoko Kitamura





